コロナ禍にSIerから情シスに転職した話

どうも。
こんにちは。

タイトルの通りSIerから情シスに転職しました。
私は1990年（平成2年）生まれです。30歳になる前に転職活動をしようと思っていたところコロナが流行したためにコロナが落ち着いてから活動を始めようと思っていたところ一向に落ち着く様子もなくそのまま30歳になりました。プロジェクトの切れ目も近づいてきたので、もう待ってられないとコロナ禍に転職活動した話を書きます。

私の自己紹介

浪人や留年などせずにストレートに大学に進学し学部卒で就職。学部は情報科学科部でした。就職先は大手企業のSIerをやっている子会社でした。後に本体に吸収合併されましたが、合併前も合併後も業務内容は変わらずでした。学生の時になんたらのシステムを開発したといった輝かしい経歴もなく、資格も普通自動車免許だけといったその辺にいるただのSIerです。担当したシステムとしては受発注、債権債務、経費精算、予算管理、各種マスタ管理といった企業の基幹システムです。主にJavaとOracleの組み合わせのWebシステムを開発していました。担当した範囲は要件定義～リリースに加えて、保守やリリース後の改修です。転職前も転職後も東京で勤務してます。

転職活動のきっかけ

ポジティブに書くと、より上流をやりたくなったからです。元会社はSIerなのでシステムを作ることが目的なのですが、システムを作るということは何らかのビジネスの目的があるはずでそっちの方面に足を突っ込みたくなりました。こう書くと情シスじゃなくて企画じゃないの？となると思うのですが、そこまで強い意志はなかったので情シスか企画ができればいいなくらいの思いでした。

ネガティブに書くと、元会社でそのまま働き続けるとしたときに役職につきたいと思わなかったためです。Job型なども始まっていましたが定着するのに時間がかかるでしょうし、このまま続けると最終的に使えないおじさん社員として定年を迎えることになるそうな気がして転職することにしました。人間関係はとても良好で給与も上をみるとキリがないですが、平均よりはもらえていたと思います。

転職した流れ

dodaさんのエージェントを利用して転職しました。
2020/07/11 dodaのサイト登録
2020/07/13～2020/07/19 キャリアカウンセリング実施～職務経歴書などを添削してもらいつつ書き上げました。
エージェントから100社ほどリストが届くので興味のあるところにエントリーする。
2020/07/30 初の転職面接（結果的にこちらに入社しました）
ここから転職面接が1日に1、2社程度ぱらぱらと続きます。
2020/08/18 初の2次面接（結果的にこちらに入社しました）
2020/08/19 内定
2020/08/25 処遇面談
こんな感じです。サイト登録から内定まで約一ヶ月でした。

コロナ禍の転職活動

入社した企業が2次面接が最終だったため約一ヶ月で内定をいただくことができました。だいたい3次面接が最終だったので次が最終というところもありましたが、一番入りたかった企業から内定をいただけたので早々に決めて転職活動終了しました。
コロナ前だと、面接はリアルの対面でやっていたようですが、Web面接主体になっていたので結果的に内定をいただくまで一度も外に行くこともなく家から上半身だけスーツを着て内定をいただけました。
在宅勤務ができる環境だったので現業をしながら、18時くらいにWeb面接という形で進めることができたので、移動時間もかからずやりやすかったです。
もちろん普段の業務に加えて転職活動をすることになるので、その分の負担はあります。コロナが収まってリアル面接になるのかどうかは分かりませんが、Web面接で進められる今が転職にはもってこいかもしれません。

転職活動で購入したもの

自宅ではデスクトップPCを使っているため、Webカメラと卓上のLEDライトを購入しました。ライト無しだとWeb面接で顔色が悪く見えるため購入しておくことをおすすめします。なんでも良いと思いますが参考として私が購入したものを載せておきます。

内定～退職まで

処遇面談（これくらいの給与になりますみたいな説明会）が終わってから、退職しますの報告をしました。残念だ。という話はありましたが嫌味を言われるでもなく進められました。退職するといっても抱えているプロジェクトは進める必要があり私が抜けることで影響は出るのですが、関係を悪化させることなく退職出来たと個人的には思っています。退職の報告なのですが、何名かから直接聞きたかったという言葉をもらう場面があったので人づてに伝わる前に、自分から伝えたほうが良かったなというのが反省点です。電子化が進んでいるとは言え、退職や入社に関わる書類が多数あるためたくさん手書きで書くものがあります。これが大変でした。

入社してから

まだ数ヶ月しか経っておらず、業務を理解するのに四苦八苦しているところです。担当プロジェクトを引き継ぎしている時にも感じましたが、システムの引き継ぎってドキュメントがあろうがなかろうがそんな簡単にできるものではありません。なので転職先システムを理解するもの時間がかかりますが、早く力になれるように努めているところです。
入社前の情シスのイメージは、ベンダーに丸投げって感じでしたが思っていたよりも自分たちで関係部署と打ち合わせして案件を取りまとめたりやることがたくさんあります。これがやりたかったことなので、日々慌ただしいですが楽しみながら仕事が出来ています。

転職してよかった？

よかったです。SIerも楽しかったのですが、よりビジネスに近いところでシステムに携われるのが情シスは楽しいです。転職どうしようかなと思っている方はdodaなら登録なりエージェントの利用料はかからないので、何が何でも転職したい。といった感じではなく今のところで仕事続けてもいいけどほかもちょっと気になるな程度で活動してみるのもおすすめします。市場で求められている人材など自社以外の情報が知れるだけでも楽しいです。

おわりに

同じようにSIerから情シスに転職を考えている方がいれば、私がお世話になったエージェントを紹介することも出来ますのでコメントなりメッセージなりいただければレスします。コロナが落ち着いたら前職の方と飲みに行きたいところ。
では。

はるより:

2021年2月14日 16:40

同い年のSESでこの先どうするかなーって思ってます
参考になりました

返信
- よねやんより:
  
  2021年2月15日 08:58
  
  ここでそのまま仕事していいのかなって漠然と思っちゃいますよね。
  転職サイト眺めるだけでも刺激になりますよ。
  他と比較することで自社がいいなとなる場面もあるでしょうし。
  
  返信
yusuke より:

2021年8月14日 18:28

はじめまして。
境遇が近いので共感できました。
同じようにJavaやOracleにつよいSIerにいます。
ブログ記事をいろいろみて、人生の糧にしたいと思います。

返信