4年目SEがプロジェクトの掛け持ちについて書く

どうも。

こんにちは。

これから更にくっそ忙しくなることが予想されるので愚痴垂れる前に文字におこしておこうと思います。

前置き

これからつらつら書きますが、ある会社のある部に属するただのSEです。あくまで自分の経験した範囲のことを書くので一般論ではありません。

同じ会社に何人いるのか知りませんし、同じ会社だとしても環境は全然違ってきます。状況はプロジェクト次第としか言いようがありません。

さて、本題に。

自分の仕事

SEの仕事は多種多様です。自分はあるプロジェクトの業務周りを設計したりテストしたりっていう仕事をしています。

Webアプリしかやっていません。と言っても皆さんが目にするようなものではなくて企業の基幹システムをやっています。売りがいくつで原価がいくつでーみたいなやつですね。

あるお客様がこんなシステム作りたいという声明を発表して、各社が我が社に！と名乗りを上げて商談が始まり見事受注出来た場合にプロジェクトがスタートします。

こんなシステム作りたいというふわっとした内容から打ち合わせを重ねて実現化する。というのがざっとした流れです。

実現化するにあたって設計の作業があります。例えば見積のデータを打ちたいという要件があれば、「件名」を打つエリアを設けたり「見積金額」を打つエリアを設けたりといった感じです。

実際は打ち合わせの中で大体の話しを聞いて、こちらからこんな感じでいかが？と出して、あれこれ詰めていくといった流れです。

設計が完了するとプログラムを行います。ここで協力会社さんにバトンタッチしてそれからプログラムが完成してテストして最終的に納品します。

そんなにめちゃくちゃ大きなプロジェクトはやっていません。社内の人間(プロパー)が2人～5人のものをしています。協力会社さんを含めても10数人といった規模です。

納品してハイ終わり。という訳もなくバグが出て急遽直すこともあれば新たにこういったことやりたいんだけどってお話しがきたりします。そのシステムのかかりつけ医みたいな感じですね。

4年目になるとある程度のプロジェクトに携わることになります。前述の通り携わったプロジェクトが増えるとそれだけ急遽やる作業が増えます。

ただ、お金を稼ぐことを考えると既存のお客様だけじゃ足りなくて新規のプロジェクトを取る必要があります。そうして新規のプロジェクトが始まると新規プロジェクト、既存プロジェクト複数個の掛け持ちが始まります。

プロジェクトの掛け持ちについて

これは業界のあるあるだと思います。理想論で言えば１つのプロジェクトに専任出来れば楽なんですけどそうもいきません。

掛け持ちになるとそれだけ突発的な作業が増えます。今日はこの作業をやろうと予定を立てて作業をしていても、ごめんやけど急ぎでこれ頼むわというのが何個も降ってきます。

それをこなすと大体定時になります。その後本来やる予定だった作業に取り掛かるので結果残業することになります。

人を増やそうにもそもそも居ませんし、増やしたとしても結局掛け持ちの人が増えるだけです。人をかき集める段階になるともう炎上中なので人が増えたところで教える必要があるので結局大忙しなんですよね。

最初のプロジェクトが始まるタイミングで適切な人数とスケジュールを計画することが重要なんですね。まあ、当初の予定より1年以上かかって費用もかさんだ所謂炎上プロジェクトであっても最初からその期間と費用を見込んでやっていたなら問題ないプロジェクトになりますしね。結果論になりますし、それができりゃ苦労せんわって話しですけど。

３つ？４つ？掛け持ちになっていますが、無理しない範囲でやっていこうと思います。